ソルビット(ソルビトール)とは

ソルビット(ソルビトール)は、甘味料としてだけでなく、保湿剤としてや、保存料としても用いられる添加物です。山イチゴの一種ナナカマドの実から結晶として取りだされたのが最初といわれています。ソルビットは植物界に広く存在しており、なかでも海藻にたくさん含まれていて、紅海藻には13%、柑橘類以外の果実には1~10%ほど含まれています。

ソルビットの製造にはいくつか方法がありますが、現在使用されているソルビットの多くは、ブドウ糖を還元する方法で大量生産されています。

また、ソルビットを約70%含むシロップ状の液体がソルビット液です。

ソルビットの甘味度はショ糖の60%程度で、非常に水に溶けやすく、熱を吸収する性質を持ちます。カロリーはショ糖の約70%ですが、砂糖と同じ甘さを出そうとすると逆にカロリーは高くなってしまいます。

ソルビットの用途

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ソルビットは、溶けるときに熱を奪う性質を持つため、口の中で溶けて清涼感のあるさわやかな甘味を出します。このことから、ガムや飴の清涼剤としても使われています。

また、清涼飲料水、アルコール飲料などに使うとコクのある味になります。

また、ソルビットには吸収性もあるので、食品の湿り気を調整するためにも用いられます。
ソルビットの保湿効果を利用して、柔軟剤として新鮮さを保ったり、目減りや乾燥、ひび割れ防止、澱粉の劣化防止の目的で使用され、食品製造用剤に分類されています。

特に使用基準はありません。カステラ、スポンジケーキ、菓子パンに2~5%、焼き菓子、氷菓に0.5~5%、羊かん、飴、甘納豆に砂糖の5~20%使われることが多いです。

また、乳酸菌飲料に1%、ジュースに2%、味噌、醤油、ソース、ハム、ソーセージに3%、冷凍すり身に5~10%、漬物に2~5%、佃煮・煮豆に砂糖の10~30%などの量が使われています。

また、たんぱく質の変性を防ぐために、かまぼこに大量に使用されているほか、香料の香りを長く持続する、ビタミンを安定化するなどの働きもあり、食品加工に広く使用されています。

食品以外にも使われています。化粧品、歯磨き、ローションの湿潤調整として使われているだけでなく、医薬品としての用途も多く、低カロリーの甘味料、糖尿病患者用甘味料などにも用いられています。
また、ソルビットを原料にして、ビタミンCや界面活性剤、合成樹脂が作られてもいます。

ちなみに、食品には、ソルビット液が使われることが多いです。

ソルビットの毒性

ブドウ糖が原料なので毒性は少ないとはされていますが、その確証はありません。

わずか50gの摂取で下痢をする、20~40gでもビタミンB1、リボフラビン(ビタミンB2)やその他の栄養素が身体から排泄されてしまうのを促進する、ビタミンB12の吸収を阻害するなども文献報告もあります。

 

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