近年、耳にする機会が多くなった「有機」や「オーガニック」の言葉。「安心・安全なもの」というイメージは定着していますが、厳密には「有機JAS認証」を受けた商品や食材のことを指します。

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そして、そのことを明示するために商品につけられるのが「有機JASマーク」です。

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有機JASマーク

 

そもそも「有機JAS」とは?

有機JAS法とは、有機農産物と有機加工食品について国が定めた規準です。有機JAS商品とは認定されるためには、下記のようなたさまざまな厳しい条件をクリアする必要があります。

1.化学肥料や農薬の使用禁止(天然物質や化学的処理をしていな天然由来のものは除く)

栽培中の農産物に対して、化学肥料、農薬の使用が禁止されているだけでなく、ほ場(畑)についても、収穫前からそれらの使用が禁止されています。
多年生の植物(複数年にわたって生存する植物)については収穫前の3年以上、それ以外の農産物は植え付け前の2年以上、使用が禁止されています。
同様に、転換期間中のほ場については、最初の1年以上から3年未満の間、化学肥料や農薬の使用が禁止されています。

また、これらが周辺から、ほ場や製造施設、保管施設などに飛来して混入するのもいけませんので、そのための措置がされている必要があります。

 

2.遺伝子組換え技術の使用禁止

農産物の栽培における遺伝子組換え技術の使用は一切禁止されています。

 

3.種、苗も有機であること

農産物の栽培に使用する種、苗についても上記の使用をしていない有機栽培されたものである必要があります*。

*ただし、有機の種が入手困難な場合は、JAS法で使用禁止となっている資材を使っていない種を使用することができます。それも困難な場合は、持続的効果を持つ化学合成された肥料や農薬を使っていない一般の種子を使用可。

 

4.有機(オーガニック)加工食品

・加工食品については、原材料に占める有機原料の割合が95%以上でなければいけません。ただし、食塩と塩、加工助剤は除きます。

合成添加物は使用できません。

遺伝子組換え原料は使用できません。

放射線照射がされた原料は使用できません。

【放射線照射とは?】
食品の保存性を高めたり、殺菌を目的として食品にX線やガンマ線などの放射線を照射することです。ジャガイモなど生鮮野菜の発芽防止などにも用いられます。

 

有機JASの認定審査について

有機JAS認定機関による書類と現地調査によって、条件を満たしているかどうかの審査がされます。

審査の対象は、農産物や使用した種苗、飼料の生産工程、使用した農薬、機械、器具、収穫や輸送、洗浄、選別、保管、包装など多岐にわたります。

認定後も引き続き、規準が守られているかどうかを確認するため、最低1年に1度、農場や製造所の審査が行われます。

 

有機JAS商品の安心性

このように、農産物の栽培から加工品の製造、輸送にいたるまで、厳しい審査をクリアしたものだけが有機JAS商品と認められます。農薬や化学肥料、合成添加物などの使用や混入が徹底的にチェックされています。

そしてさらに有機JAS商品の安心なところは、「生産者の顔」が見えること。商品となって店頭に並ぶまでの経路が記録されているので、何か問題が起きたときに記録をたどってさかのぼって追跡することができる「トレーサビリティー」という点でも安心です。

 

有機JASマークを目印に

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「ナチュラル」や「オーガニック」、「無農薬」などと謳った商品はたくさんありますが、その安全性の真意は消費者には分かりにくいものです。中には、原材料のごく1部だけが有機材料で、合成添加物を使用したものもありますし、無農薬と表示していても、それを第三者が確認をしていない場合もあります。最悪の場合、偽装表示ということもありえます。

それらと区別をするための目印となるのが有機JASマークです。

こちらの付いたものが正真正銘の「有機」、「オーガニック」商品ですので、商品選びの際の目安にしてみてはいかがでしょうか。

 

 

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Written by オーガニック倶楽部通信

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