最近よく耳にする「グルテンフリー」という言葉。
文字通り、グルテンを全く含まない食品のことです。また、グルテンを含む食品を摂らない食事療法のことを指します。

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グルテンとは?

グルテンとは、小麦や大麦、ライ麦など、麦類に含まれるタンパク質のことです。

小麦粉に水を加えて混ぜると、グルテンたんぱくが粘り気となり食品に弾力性やコシが出ます。
パン作りでは、生地を膨らみやすくして、食感や味の良さを作る役目をします。

 

なぜグルテンフリー?

そもそもグルテンフリーは、グルテンに対してアレルギーを持つ人のための食品です。グルテンアレルギーは特に、パンが主食である欧米人の間で多く見られ、人口の約10%以上がグルテンに対して何らかのアレルギーを持つというデータもあります。

グルテンアレルギーの代表的なものが「セリアック病」で、アメリカでは人口の約1%が該当し、さらに増加しているといわれています。消化管の粘膜がグルテンたんぱくによって傷つけられて起こるもので、栄養素の欠乏や消化障害など、その症状は非常に深刻です。

また、セリアック病より比較的症状の軽いものに「グルテン過敏症」があり、グルテンを摂取すると頭痛や吐き気などの症状が出ます。

これらのグルテンアレルギー患者の増加にともなって、欧米ではグルテンフリー市場が急速に拡大していて、宅配ピザのピザハットではグルテンフリーのピザが販売されているほどです。

 

アレルギー以外にも。グルテンフリーが選ばれる理由

グルテンフリーの食品を選ぶ理由は、アレルギーだけではありません。

有名なのがテニスのジョコビッチ選手です。彼の強さはグルテンフリーの食事が作ったともいわれています。グルテンフリーの食事に変えることで体重が減って体の調子が良くなり、体力の回復が早く疲れにくい身体になっただけでなく、集中力がアップし、よりリラックスできるようになったというのです。

また、海外のセレブ達がこぞって実践していることで話題となり、「グルテンフリーダイエット」としてダイエットを目的としたグルテンフリーが日本でもここ数年ブームとなっています。

 

このように、グルテンフリーの食事は体質の改善につながるといわれていますが、具体的には下記のような効果があるといわれています。

 

・コレステロール値の改善

・腸内環境の改善

・体力が増す

・美肌効果

・冷えやにきびの改善

・食欲の抑制

・疲労感の減少や睡眠の改善

・むくみやコリの改善

・関節炎の改善

・糖尿病や心臓病、ガンなどのリスクが減る

・グルテンフリーの食品を選ぶことで体に良くない加工食品を食べる機会が減る

・果物や野菜を摂る機会が増える(これらはグルテンフリーなので)

・グルテンフリーの食品にはビタミン、ミネラル、抗酸化物質をより含むものが多いので、ウィルスや菌に強くなる

グルテンを摂らない食事に変えることで、このように実にさまざまな効果が期待できるといわれています。

グルテンフリー食品の選び方

 

最近は日本でもグルテンフリーと表示された商品も増え、スーパーではグルテンフリーコーナーが設けていることもあるほどですが、そうでない場合、グルテンフリーかどうかは原材料表示を見て自分で判断する必要があります。

グルテンを含むかどうかの判断基準としては下記のようなものがあります。

明確にグルテンフリーなもの

・加工されていない豆や種、ナッツ類
・卵
・生肉、生魚
・生鮮果物・生鮮野菜
・乳製品のほとんど

つまり、加工されていないかどうか、グルテンを含む穀物が含まれていないかどうかがひとつの判断基準となります。

グルテンを含まない穀物には下記のようなものがあります。

・米
・そば
・大豆などの豆類
・とうもろこし
・葛
・亜麻
・じゃがいも
・キビ・アワ
・キヌア
・アマランス
・タピオカ

 

グルテンを含む食品

・小麦
・大麦(麦芽も)
・ライ麦

小麦粉にはさまざまな種類がありますが、原材料に下記が記載されていたらグルテンを含みます。

・デュラム小麦粉
・カムート粉
・セモリナ粉
・スペルト粉

 

「グルテンフリー」と明記されていないかぎりグルテンを含む可能性のある食品

一般的に、下記の食品はグルテンフリーと表示されていない場合、または、とうもろこしや米、大豆など麦以外の穀物を代用していないかぎりグルテンを含む可能性が高いです。

・ビール
・パン
・ケーキ
・キャンディー
・シリアル
・ウエハース
・クッキー、クラッカー
・フライドポテト
・パスタ
・ドレッシング
・醤油、醤油を使ったソース類
・ポテトチップスなどのスナック菓子
・たれ付きのお肉
・スープ、粉末スープ
・味噌

醤油は、「たまり醤油」のように小麦を使っていないものもあります。

お味噌も麦を使わず、大豆と米だけでできたものがあります。

これらは、加工段階での混入がないかぎり「グルテンフリー」といえます。

「オーツ麦」は、栽培や加工の段階で小麦が混ざる可能性があるので、アレルギーなどグルテンを絶対に摂りたくない場合は、グルテンフリーと表示されていないかぎり避けたほうがよいです。

下記もグルテンを含む可能性があるので注意が必要です。

・麦芽香料や加工デンプンなどの添加物
・結合剤としてグルテンを使っているサプリメント
また、材料としてグルテンを含む食品を使っていなくても、同じ製造ラインで使っていれば混入の可能性があります。

 

グルテンフリー表示についての規準

海外ではグルテンフリー表示に関する規準を設けている国もあり、米国やEUでは20ppm以下であれば「グルテンフリー」と表示することができます。

グルテンフリーであることを証明する認定団体もあり、下記はそのひとつ「GFCO」の認証ロゴです。GFCOはグルテンの含有量10ppm以下を規準としています。

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いっぽう、日本にはグルテンフリーに関する規準はまだありませんので、グルテンフリーの表示は製造者の判断となります。

 

 

小麦製品があふれている現代の食生活において、「体質改善」に影響を持つといわれるグルテンフリー。1度実践してみて、変化を実感できるかどうか確認してみるのもよいかもしれません。

 

グルテンフリーのお菓子

グルテンフリーの美味しいお菓子はなかなかないものです。ここで、おススメの美味しくてかつヘルシーなグルテンフリーのお菓子をご紹介します。

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Taste of Natureオーガニックバー

「GFCO」のグルテンフリー認証をうけたオーガニックバー。

オーガニック原料100%で砂糖不使用なのも嬉しい。ナッツやシードがびっしりで美容サポートにも。

 

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ムソーオーガニック 有機グリーンピース・緑豆チップス

豆と塩だけでできたオーガニックチップス。
国産ですが、海外向けにGFCOのグルテンフリー認証を受けています。

 

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Written by オーガニック倶楽部通信

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