その原料や製造方法が必ずしも体に良いといえないものが多いことから、チョコレートはジャンクフードとしてのイメージが強いですが、「オーガニックハイカカオチョコレート」は、 毎日摂りたい、スーパーフードともいえる食べ物です。

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古代マヤ人は知っていた?「ハイカカオチョコレート」の価値

古代マヤ人はカカオのことをこう呼んでいました。

「神の食べ物」

古代マヤの遺跡には、カカオを飲む人々の姿が施された工芸品や、カカオポッドの形をした鋳物などが見られます。また、古代マヤ人は住居の庭でカカオの木を育てていたといわれているほど、彼らにとってカカオは非常に身近な存在でした。

カカオ豆の種類

カカオ豆は大きく4つの品種に分類されます。

・クリオロ:メキシコ、中央アメリカ原産
・フォラステロ:主にアフリカで栽培
・トリニタリオ:クリオロとフォラステロのかけ合わせ。主に中央アメリカと南米が産地ですが、アジアでも栽培されています。
・ナシオナル:中央アメリカのアンデス西部で主に栽培されています。最も栽培が難しいとされる品種です。

産地の気候や土壌の質、日照量や雨の量によって、カカオ豆の香りや風味は異なりますが、加工段階で油脂や砂糖、人工甘味料を足してしまうことで、それら独自の風味は損なわ
れてしまいます。

 

そもそもハイカカオチョコレートとは?

「ハイカカオ(高カカオ)チョコレート」についての明確な定義は日本にはありません。

一般的なチョコレートのカカオ含有量は30~40%ですが、40%~60%になると、「ダークチョコレート」や「ブラックチョコレート」とネーミングされたものが多くなります。

そして、ハイカカオはそれ以上の70%以上のカカオを含むチョコレートを指すことが一般的です。
ハイカカオチョコレートの原料は一般的に、カカオ、砂糖、乳化剤、乳などですが、カカオの配合量が増えるほど、乳や乳化剤などカカオ以外の原料の量は少なくなります。

カカオの体に嬉しいこと

いちごよりも多い抗酸化物質

カカオ豆は、フラボノイドと呼ばれるポリフェノールを豊富に含み、カカオ豆には、いちごの8倍の量の抗酸化物質が含まれます。

抗酸化物質にはご存知の通り、さまざまな健康効果があるといわれていますが、その代表的なものが老化に関係する活性酵素フリーラジカルの撃退で、それはいくつかの研究でも証明されています。

ただし、カカオ豆を切削して混ぜたり、他の材料を足す段階で抗酸化作用は低くなってしまいます。
また、乳はフラボノイドの吸収を妨げるといわれています。
したがって、チョコレートのカカオ含有量が多いほど、その分多くの抗酸化作用が残っているといえます。

豊富なミネラル

カカオ豆にはマグネシウム、カルシウム、鉄、銅、カリウム、ビタミンA、B1,B2,B3,C,E、パントテン酸などの貴重なミネラルが含まれます。

気分を高める

カカオに含まれる下記の成分には気分を高める作用があるといわれています。

テオブロミン:わずかな利尿作用を持つ穏やかな興奮剤で、毒素を体外に排出するのを助けます。かすかな快感を与え、気分高揚剤としての働きをします。

フェネチルアミン:気分高揚と抗鬱作用を持ちます。体内のドーパミンやアドレナリンと似た働きをします。
気分の落ち込みや憂鬱さ、PMSの症状を和らげるとされるセロトニンの量を増やすといわれています。

ハイカカオチョコレートに含まれる脂肪分

ハイカカオに含まれる脂肪分の多くは、飽和脂肪酸や一不飽和脂肪酸で、体内で毒素となる多価不飽和脂肪はほとんど含みません。

また、「飽和脂肪酸は体に良くないのでは?」と思われがちですが、必ずしもそうではありません。飽和脂肪酸はコレステロールを上げる物質として懸念されていますが、ハイカカオチョコレートに含まれる飽和脂肪酸のほとんどはステアリン酸由来で、コレステロールに対しては特に良い作用も悪い作用もありません。

 ハイカカオチョコレートならオーガニックが良い

カカオがチョコレートへと加工される段階で、合成添加物などの化学的な物質が加えられ、カカオの持つ数々の身体に良い成分が損なわれてしまいます。
また、カカオの栽培には、大量の合成農薬が使われます。その量は、綿花に次いで2番目に多いとされているほどです。
なので、カカオの含有量の多いハイカカオチョコレートを食べるなら、合成添加物や合成農薬を使用していないオーガニックのものがべストです。

こちらの記事もご参照ください:

オーガニックチョコレートを選ぶべき理由

 

また、植物性油脂の含まれていないものを選ぶのもポイントです。植物性油脂にはほとんどの場合、トランス脂肪酸が含まれます。
トランス脂肪酸については下記の記事もご参照ください:

できるかぎり避けたい油 「トランス脂肪酸」

 

参考までに、下記は、カカオ85%のオーガニックハイカカオチョコレートの原材料例です。

有機カカオマス
有機アガベパウダー
有機カカオバター
有機バニラパウダー

非常にシンプルです。乳化剤や香料などの合成添加物や植物性油脂は使っていません。

 

このように、ヘルシーなおやつに最適なオーガニックハイカカオチョコレートですが食べ過ぎは良くありません。あくまでも適量を摂ることが重要で、板チョコですと1日1/4個程度です。

 

おすすめのオーガニックハイカカオチョコレート

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カカオ100%。究極のハイカカオチョコレート。カカオを効率良く摂取。

 

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そのなめらかさと美味しさで長年ベストセラーのビターチョコ。有機JAS認証ではありませんが、海外のオーガニック認証素材を使用しています。

 

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Written by オーガニック倶楽部通信

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