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マクロビオティックライフ講座〜岡部賢ニ先生のコラム

「マクロビオティックライフ講座」では、マクロビオティックの普及に第一線でご活躍中のフードアンドメディカルコンサルタントの岡部先生に、マクロビオティックの基本から深く掘り下げた内容まで、やさしく丁寧に解説していただきます。マクロビオティックは、健康で若々しい体つくりに役立つだけでなく、心の浄化にも効果があります。その素晴らしさを少しでも多くの方に知っていただけますように。

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第3回「アレルギーと体内浄化」

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水分の摂りすぎや食べ過ぎも原因
共通するのは「胃腸の弱さ」
アレルギーや花粉症の人が年々増えていますが、それらの人に共通するのが「胃腸が弱い」ということです。食べ過ぎて消化吸収が追いつかなくなると、食べたものは腸の中で不完全燃焼(腐敗)します。そうすると悪玉菌が増殖し、悪玉菌が作り出す毒素によって腸の粘膜が弱り、腸壁がただれてきます。
 その腸壁の傷から消化されきらなかったタンパク質が体内に侵入し、アレルギー反応が起こります。花粉症も同じです。鼻の粘膜が弱り、傷ができて、そこから花粉のタンパク質(異種タンパク=生体異物)が侵入し、花粉症が起きます。ですから、いちばん簡単な改善法は、少食にして胃腸を休め、悪玉菌を増やさないことです。食べ過ぎた翌日はアレルギーも花粉症も悪化しやすいようです。

水分の摂りすぎによる身体の冷えも原因のひとつです
 また、水分の摂りすぎもアレルギーに影響があります。水分が多すぎると身体が冷え、血液の循環が悪くなり、腸の根腐れを起こしやすくなります。漢方医学ではアレルギーや花粉症を、体内の水の流れが滞った水毒症ととらえます。
 血液が栄養や酸素を運ぶ上水道だとすると、リンパ液は老廃物を運び出す下水道にあたります。この下水道に汚れがつまると、水の流れが滞り、身体が冷えて免疫力が低下します。そうすると、花粉や食物のタンパク質を利用して、くしゃみや鼻水、汗として水(毒素)を吐き出し、体温を上げて免疫力を高めようとする体内浄化の働きが発動します。それがアレルギーや花粉症だととらえることもできます。

動物性食品や精白食品、化学物質に注意
内臓の疲れが根本的な原因

 アレルギーや花粉症の根本的な原因は、卵や牛乳、お肉や魚などの動物性食品の摂りすぎによる内臓の疲れにあります。消化に悪いタンパク質や脂質の多い動物性食品は植物性食品に比べ消化に4〜5倍の時間がかかります。普段から動物性食品を多く摂ることで慢性的に内臓が疲れ、タンパク質や脂質が消化されずにリンパ管に詰まりやすくなります。その結果、分子量の大きなタンパク質はアレルゲン(異種タンパク)とみなされ、それを排泄しようと身体が反応します。それがアレルギーです。
 特に母乳ではなく、粉ミルクで育った赤ちゃんにアレルギーが発症しやすいようです。牛乳をはじめとする乳製品は高脂肪、高タンパク、高カロリーで、赤ちゃんの未熟な胃腸には負担がかかります。分解できない脂肪やタンパク質がリンパ管に詰まり、アレルギー反応が起きます。

精白食品や化学物質もできるだけ避けましょう
 さらに、ヒスタミンというかゆみのもとを作りだすものは、白砂糖のような精白食品やホルムアルデヒトに代表される合成化学物質です。白砂糖、化学物質と消化されないタンパク質(異種タンパク)が合わさると爆発し、過剰な反応が起こりやすいのです。ですから、添加物の入った調味料や加工食品、また、農薬や化学肥料を使った野菜や穀物を避け、有機栽培の生命力あふれる食べ物に変えるだけでも反応が和らぎます。

野菜や穀物で潤いに満ちた身体に
水の循環のはたらきの低下が皮膚の水分バランスを狂わせます

 アレルギーをもう少し広く、マクロビオティック的な視野で見てみましょう。今、地球上では日照りによる干ばつと大雨による大水害の地域が二極化しています。これは地球規模で水の環境が悪くなったということです。その原因は、地球上に降り注いだ水を根から吸収して蓄え、葉から蒸発させるという木々の緑の働きの低下にあります。森林は地球規模で、水の循環というとても大切な働きをしていますが、大量に森林が伐採された結果、水の循環が滞り、アンバランスな状態になってしまったのです。
 これと同じことが人間の皮膚でも起きています。がカサカサ(干ばつ)とジクジク(水害)が交互に現れるのがアレルギーです。アレルギーも水分循環の悪さからくるわけですが、人間の体における森林伐採は、野菜や穀物海藻漬物といった生命あふれる植物を食べなくなったことです。

食物繊維をたくさん摂って保水力を高めましょう
 アレルギーの人は概して野菜嫌いで、腸の働きを整える食物繊維が不足の傾向があります。野菜や穀物などの天地のエネルギーをたっぷり蓄えてできた食べ物は、体内の保水力を高め、潤いに満ちた身体をつくってくれます。要は、食べ過ぎによる胃腸の弱りと欧米型の食生活が原因ですから、素食という日本人の原点に戻って欲しいと思います。

岡部賢二(おかべけんじ)

大学在学中に渡米し、肥満の多さに驚いて「アメリカ社会とダイエット食品」をテーマに研究。日本の伝統食が最高のダイエット食であると気づき、マクロビオティックを学ぶ。正食協会講師として活躍後、2003年、福岡県の田舎に移り住み、日本玄米正食研究所を開設。2005年にムスビの会を発足し、講演や健康指導、プチ断食セミナーやマクロビオティックセミナーを九州各地で開催している。著書に「マワリテメクル小宇宙〜暮らしに活かす陰陽五行」(ムスビの会)、「月のリズムでダイエット」(サンマーク出版)などがある。
ムスビの会HP(http://www.musubinokai.jp)

 

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