発酵バターがふわっと香る、フランス産ビスケット

2022.10.03

商品紹介

“ポケットのなかにはビスケットがひとつ♪”ビスケットは昔から日本人にもなじみのある、誰が食べてもおいしいお菓子です。

ムソーナチュラルのビスケットを開発するにあたって、むそう商事がパートナーに選んだのは、フランス・ノルマンディの田舎町にあるBiscuiterie de l’Abbaye-ビスケット・アベイ社。100年以上前、パン職人が作った金型でショートブレッドを焼いたのが原点という、職人気質のビスケットメーカーです。

アベイ社は、ノルマンディのテロワール(土壌)がもたらす恵みを大切にしており、可能な限りノルマンディ産の原料を使用しています。ノルマンディの子どもたちは、お母さんの手作りビスケットかアベイのビスケットを持って学校に行っていたというほど、アベイ社は安心できる素材で、温かみのあるお菓子作りにこだわるビスケットメーカーなのです。

ムソーナチュラルのビスケットのおいしさのヒミツ。それは、原材料の中でも代表的な食材であるノルマンディ産の「発酵バター」です。

英仏海峡に面したフランスの北西部に位置するノルマンディは、温暖な気候によって牧草が良く育つ酪農地域。良質なバターやチーズの産地として知られています。その中でも、ムソーナチュラルのバタービスケットに使用しているのは、厳しい有機畜産物のヨーロッパ基準をクリアした発酵バターです。

乳牛たちは放牧され、快適な環境で育てられています。エサは穀物やアルファルファなど100%オーガニック飼料を与え、遺伝子組み換えではないことはもちろん、成長促進剤や合成アミノ酸の使用もありません。

こうしてのびのびとストレスなく育てられた乳牛から採れたクリームに、乳酸菌が加えられ、発酵クリームとなります。その後、殺菌、冷却、熟成、チャーニング(攪拌)、練る、という工程を経て、香り豊かでコクのある発酵バターが生まれます。

 

長年愛され続けた伝統的なレシピで、素材のおいしさを最大限に活かして焼き上げるビスケット。バターのふわっとした香りとサクサクの食感は、どこか懐かしくてやさしい味わいです。むそう商事の日本人女性は、ザクザクしたシリアル生地の「ミルクチョコレート」がお気に入り。現地のフランス人は「プレーンが好き。幸福な子ども時代を思い出すから」だそうです。

バタービスケット3種(プレーン、そば粉、冬季限定ミルクチョコレート)に加えて、2021年秋には、バター不使用のオーツ麦ビスケットもデビューしました。次回ブログは、ビスケット4種の食べ比べレポートをお送りします。お楽しみに。