【食べ比べレポート】フランス産ビスケット4種類

2022.10.21

商品紹介

木枯らしの声が聞こえて、温かい飲み物と、ちょっと甘いものが恋しくなる季節です。

冬期限定ミルクチョコレートの再開を待ちかねて、今回はフランス産ビスケット4種類を食べ比べ。飲み物とのマリアージュも試してみました。

 

  • バタービスケット・プレーン(バター22%使用)

発酵バターの香りが高く、 飽きのこないオーソドックスなビスケット。

「ビスケットには固さと、軽さと、適度の薄さが、絶対に必要であって、また、噛むとカッチリ固いくせに脆く、細かな、雲母状の粉が散って、胸や膝にこぼれるようでなくてはならない」と表現したのは、森鴎外の愛嬢・森茉莉(出典「私の美の世界」1968年刊)ですが、このプレーンなら茉莉さんも大満足でしょう、と感じました。

サクサクの食感、甘すぎない味はどなたにも好まれるので、お子さまのおやつやご友人のおもてなしに。フルーツや野菜を添えて軽い朝食にも。コーヒーや紅茶の他、カモミールティーもよく合いました。

 

  • バタービスケット・ミルクチョコレート(バター6%使用)

オーツ麦やライスパフが入ったシリアル生地のビスケットに、ミルクチョコレートをコーティング。

こちらは冬期限定品です。シリアル生地のビスケットはサックリ軽い食感で、まろやかなチョコレートとのバランスが絶妙。ミルクチョコの無限の誘惑に負けそうな方は、4枚入の個包装をお友だちとシェアするのがよろしいかと…2袋めは、明日のお楽しみに。

甘いものを口にしてひと休みしたい時におすすめ。そのままでもおいしいけど、冷蔵庫で冷やしてからいただくと表面のチョコがパリッとして、ホットミルクによく合います。心地よい渋味の紅茶も合いそうです。

 

  • バタービスケット・そば粉(バター18%使用)

香ばしさとバターのコクがふんわり広がる、サクッと軽い甘さ控えめビスケット。

ひとくち食べて、おっ、これは!噛むほどにじむ独特の風味は、日本人にもなじみ深い「そば粉」。海外でもお蕎麦って食べるの?いやいや、フランスには、そばを粉にひいて焼いたガレットがありました。ガレットはフランス北西部のブルターニュとノルマンディの名物ですから、 ノルマンディの田舎町にあるビスケット・アベイ社がそば粉のビスケットを焼くのも、テロワール(土壌)の恵みのひとつなのでしょう。

そば粉の香ばしい風味、控えめな甘さ、隠し味のかすかな塩味も好印象。健康志向の高い方に人気ですが、シンプルでおいしいビスケットをお探しの方にもおすすめです。ほうじ茶を添えると最高でした。お抹茶や緑茶でも。

  • オーガニックオーツ麦ビスケット(バター不使用)

有機オーツ麦フレークのザクザク食感と香ばしさ、優しい甘さがクセになるオーガニックビスケット。

バターの代わりに有機パーム油を配合した、バター不使用のレシピです。オーツ麦(燕麦)は健康食として注目を集めるオートミールの原料としておなじみの穀物で、オーツ麦フレークとはオートミールのことです。ビーガン、ベジタリアンの方にもおすすめの優しい味わいです。ハーブティーも無双番茶もよく合いました。

 

甘いものが食べたくなる季節、自分にピッタリのお菓子でリラックスしませんか?