カフェインの過剰摂取に注意しよう・カフェインレスの効果

2024.04.10

お役立ち情報

 

 

カフェインとは?

カフェインは、コーヒー、紅茶、緑茶などの日常的に摂取する食品や清涼飲料水に含まれてる食品の成分で、特にエナジードリンクは、コーヒーや紅茶、緑茶などよりも多くのカフェインを含む製品もあります。

適切な量であれば、眠気解消したり、集中力を高める効果があると言われているカフェインですが、過剰摂取すると、動悸(心拍数の増加)、下痢、吐き気、興奮、不安、イライラするなどの精神症状、不眠症状をもたらすことがあると言われています。

1日の目安量は?

米国食品医薬品局(FDA)は、健康な大人では、1日当たり400 mg(コーヒーでは4~5カップ程度)とされています。
妊婦、授乳婦、妊娠予定の方や服薬している方は、カフェインの摂取による影響を受けやすくなる場合があるため、かかりつけ医に相談することを奨されています。

ただし、個人差がある為あくまでも目安とし普段から自分の体と向き合いカフェインの過剰摂取に注意しましょう。

<参考>農林水産省WEBサイト:カフェインの過剰摂取について
https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/risk_analysis/priority/hazard_chem/caffeine.html

<参考>食品安全委員会
お母さんになるあなたと周りの人たちへ -妊娠の前から気をつけたい食べ物のこと-

https://www.fsc.go.jp/okaasan.html#jump08(外部リンク)

 

カフェインの含有量の例

1日の目安となる、カフェインの含有率をご紹介いたします。

コーヒー 60mg[カップ 1杯 200 mL]
デカフェコーヒー  6mg[カップ 1杯 200 mL]
ウーロン茶 20mg[コップ 1杯 200 mL]
紅茶 30mg[カップ 1杯 200 mL]
エナジードリンク 40mg[1本 355 mL]
栄養ドリンク 50mg[1本 100 mL]

 

カフェインレスのメリット

・就寝前も影響が少なく楽しめる

カフェインの半減期は個人差があり3~5時間と言われています。15時以降のカフェイン摂取を控え質の良い睡眠を心がけましょう。

・妊娠中の方や授乳中の方も楽しめる

カフェインは、胎児の発育に影響が及ぶ可能性があると言われています。日本では、カフェインを90%以上取り除いたものを「カフェインレス」と表示する決まりの為、全くカフェインが含まれていないというわけではありません。ご購入前に注意が必要です。

・カフェインの過剰摂取を防げる

繰り返しになりますが、中枢神経系の刺激によるめまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠症、下痢、吐き気等の健康被害をもたらすことがあると言われています。

 

個人差があるため、どれくらいだと摂りすぎか明確でない部分も多いですが、時間帯や摂取する量を調整すしたりカフェインレス・ノンカフェインの飲み物をうまく取り入れ心身ともに健やかに過ごせる毎日にしましょう。